アミノアルキド樹脂塗料/アルキド樹脂塗料/アルミニウムペイント
塗料用語において、”a)塗料及びその組成、構成、製造、性質”に分類されている用語のうち、『アミノアルキド樹脂塗料』、『アルキド樹脂塗料』、『アルミニウムペイント』のJIS規格における定義その他について。
塗料・塗膜・顔料・溶剤などの種類や性質、塗装の塗り方、素地調整、乾燥方法など、塗料工業において用いられる主な用語として、塗料用語(JIS K 5500)において、”a)塗料及びその組成、構成、製造、性質”に分類されている塗料用語には、以下の、『アミノアルキド樹脂塗料』、『アルキド樹脂塗料』、『アルミニウムペイント』などの用語が定義されています。
塗料用語(JIS K 5500)
⇒【 a)塗料及びその組成、構成、製造、性質 】
分類: 塗料用語 > a)塗料及びその組成、構成、製造、性質
番号: 1004
用語: アミノアルキド樹脂塗料
定義:
塗膜形成要素として、アミノ樹脂とアルキド樹脂とを用いて作った塗料。
多くは加熱によって両樹脂の共縮重合反応が起こって塗膜ができる。
アミノ樹脂として尿素、メラミンなどとアルデヒドとの縮合物又はそのアルキルエーテル化合物が用いられる。
JIS K 5651(※1) 参照。
対応英語(参考):
amino alkyd resin coating
分類: 塗料用語 > a)塗料及びその組成、構成、製造、性質
番号: 1005
用語: アルキド樹脂塗料
定義:
塗膜形成要素として、アルキド樹脂を用いて作った塗料。
アルキド樹脂に含まれる脂肪酸には酸化形と非酸化形とがある。
樹脂は脂肪酸含有量の多少によって長油・中油・短油に分ける。
酸化形長油アルキド樹脂を用いて作った合成樹脂調合ペイントは建築、船舶、鋼橋などの塗装の上塗りに、酸化形短油アルキド樹脂又は酸化形中油アルキド樹脂を用いて作った塗料は鉄道車両、機械などの上塗りに用いる。
JIS K 5516、JIS K 5572(※2) など参照。
対応英語(参考):
alkyd resin coating,
alkyd coating
分類: 塗料用語 > a)塗料及びその組成、構成、製造、性質
番号: 1006
用語: アルミニウムペイント
定義:
アルミニウム粉を顔料分とするエナメルペイント。
アルミニウム粉又はアルミニウム粉のペーストと油ワニスとを、あらかじめ混合したものと、別々の容器に分けて1組としたものとがある。
さび止めペイントの上塗り、熱線反射塗料、銀色塗装などに用いる。
JIS K 5492(※3) 参照。
対応英語(参考):
(※1)
JIS K 5651 は、以下のJIS規格になります。
JIS K 5651
アミノアルキド樹脂塗料
(※2)
JIS K 5516、JIS K 5572 は、以下のJIS規格になります。
JIS K 5516
合成樹脂調合ペイント
JIS K 5572
フタル酸樹脂エナメル
(※3)
JIS K 5492 は、以下のJIS規格になります。
JIS K 5492
アルミニウムペイント
この規格は、熱線の反射、水分の透過防止などの目的で主として屋外の銀色塗装に用いるアルミニウムペイントについて規定しています。
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