耐熱,ウレタン,樹脂,断熱,船底,水性など塗装塗料の種類,ペイント,塗膜,プライマー,乾燥方法等

 

ガスの発生/加熱減量/加熱残分/かび防止塗料



塗料用語において、”a)塗料及びその組成、構成、製造、性質”に分類されている用語のうち、『ガスの発生』、『加熱減量』、『加熱残分』、『かび防止塗料』のJIS規格における定義その他について。

塗料・塗膜・顔料・溶剤などの種類や性質、塗装の塗り方、素地調整、乾燥方法など、塗料工業において用いられる主な用語として、塗料用語(JIS K 5500)において、”a)塗料及びその組成、構成、製造、性質”に分類されている塗料用語には、以下の、『ガスの発生』、『加熱減量』、『加熱残分』、『かび防止塗料』などの用語が定義されています。

塗料用語(JIS K 5500)
⇒【 a)塗料及びその組成、構成、製造、性質 】


分類: 塗料用語 > a)塗料及びその組成、構成、製造、性質

番号: 1024

用語: ガスの発生

定義:
塗料の貯蔵中にガスが発生する現象。

対応英語(参考):
gassing


分類: 塗料用語 > a)塗料及びその組成、構成、製造、性質

番号: 1025

用語: 加熱減量

定義:
塗料を一定の条件で加熱したときに塗料成分が揮発又は蒸発して減った質量の、元の質量に対する百分率。
減量は、主として水分、溶剤などの揮発又は蒸発による。

対応英語(参考):
loss on heating,
volatile content


分類: 塗料用語 > a)塗料及びその組成、構成、製造、性質

番号: 1026

用語: 加熱残分

定義:
塗料を一定条件で加熱したときに、塗料成分の一部が揮発又は蒸発した後に残ったものの質量の、元の質量に対する百分率。
残分は、主としてビヒクル
(※1)中の不揮発物又はこれと顔料である。
JIS K 5601-1-2 参照。
(※2)

対応英語(参考):
solids content,
nonvolatile content,
non-volatile matter content


分類: 塗料用語 > a)塗料及びその組成、構成、製造、性質

番号: 1027

用語: かび防止塗料

定義:
素地又は塗膜に、かびが発生するのを防ぐために用いる塗料。
カビ防止剤を加えて作る。

対応英語(参考):
fungus resistant coating,
fungicidal paint


(※1)
ビヒクルとは、塗料の液相の構成成分の総称です。

(※2)
JIS K 5601-1-2 は、以下のJIS規格になります。

JIS K 5601-1-2
塗料成分試験方法−第1部:通則−第2節:加熱残分