耐熱,ウレタン,樹脂,断熱,船底,水性など塗装塗料の種類,ペイント,塗膜,プライマー,乾燥方法等

 

ブローンアスファルト/変性天然樹脂/ボイル油/ポリウレタン樹脂



塗料用語において、”c)塗膜形成要素及びその性質”に分類されている用語のうち、『ブローンアスファルト』、『変性天然樹脂』、『ボイル油』、『ポリウレタン樹脂』のJIS規格における定義その他について。

塗料・塗膜・顔料・溶剤などの種類や性質、塗装の塗り方、素地調整、乾燥方法など、塗料工業において用いられる主な用語として、塗料用語(JIS K 5500)において、”c)塗膜形成要素及びその性質”に分類されている塗料用語には、以下の、『ブローンアスファルト』、『変性天然樹脂』、『ボイル油』、『ポリウレタン樹脂』などの用語が定義されています。

塗料用語(JIS K 5500)
⇒【 c)塗膜形成要素及びその性質 】


分類: 塗料用語 > c)塗膜形成要素及びその性質

番号: 2049

用語: ブローンアスファルト

定義:
ストレートアスファルトに加熱しながら空気を吹き込んで作る。
防水用、電気絶縁用、耐薬品用などの黒ワニスに用いる。

対応英語(参考):
blown asphalt


分類: 塗料用語 > c)塗膜形成要素及びその性質

番号: 2050

用語: 変性天然樹脂

定義:
天然樹脂
(※1)を適切な化学反応で部分的に変えたもの。

対応英語(参考):
modified natural resin


分類: 塗料用語 > c)塗膜形成要素及びその性質

番号: 2051

用語: ボイル油

定義:
乾性油・半乾性油を加熱し、又は空気を吹き込みながら加熱して、乾燥性を増進させて得た油。
JIS K 5421 参照。
(※2)

対応英語(参考):
boiled oil


分類: 塗料用語 > c)塗膜形成要素及びその性質

番号: 2052

用語: ポリウレタン樹脂

定義:
多官能イソシアネート類と反応性ヒドロキシル基をもつ化合物との反応によって作られる合成樹脂。

対応英語(参考):
polyurethane resin,
polyurethane resins


(※1)
天然樹脂とは、樹木又は虫類から分泌されてできた、主に塊状のもの、又はこれらが地中に埋れて半化石状態になったものの総称です。
ロジン、セラック、ダンマル、コーパル、こはくなどがあります。

(※2)
JIS K 5421 は、以下のJIS規格になります。

JIS K 5421
ボイル油及び煮あまに油