界面活性剤/可塑剤
塗料用語において、”f)塗料補助剤、塗装補助剤及びそれらの性質”に分類されている用語のうち、『界面活性剤』、『可塑剤』のJIS規格における定義その他について。
塗料・塗膜・顔料・溶剤などの種類や性質、塗装の塗り方、素地調整、乾燥方法など、塗料工業において用いられる主な用語として、塗料用語(JIS K 5500)において、”f)塗料補助剤、塗装補助剤及びそれらの性質”に分類されている塗料用語には、以下の、『界面活性剤』、『可塑剤』などの用語が定義されています。
塗料用語(JIS K 5500)
⇒【 f)塗料補助剤、塗装補助剤及びそれらの性質 】
分類: 塗料用語 > f)塗料補助剤、塗装補助剤及びそれらの性質
番号: 2603
用語: 界面活性剤
定義:
液体に溶け、界面に吸着して界面の性質を変える物質。
塗料では分散、湿潤、泡消しなどを助長するのに用いる。
JIS K 3211(※1) 参照。
対応英語(参考):
surface active agent,
surfactant
分類: 塗料用語 > f)塗料補助剤、塗装補助剤及びそれらの性質
番号: 2604
用語: 可塑剤
定義:
乾燥した膜に伸び、タフネス、たわみ性を与えて塗膜の性能を向上させるために塗料に添加される物質。
塗膜形成要素と相容性のある不揮発性又は難揮発性の液体又は固体の物質を加える。
主に、揮発乾燥性塗料の製造に用いる。
JIS K 6900 参照。
対応英語(参考):
plasticizer
(※1)
JIS K 3211 は、以下のJIS規格になります。
JIS K 3211
界面活性剤用語
この規格では、界面活性剤工業において用いられる主な用語及びその定義について規定されています。
(※2)
JIS K 6900 は、以下のJIS規格になります。
JIS K 6900
プラスチック―用語
この規格では、プラスチック産業において使用されている用語が英語及びフランス語で定義されています。
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