皮張り防止剤/顔料分散剤
塗料用語において、”f)塗料補助剤、塗装補助剤及びそれらの性質”に分類されている用語のうち、『皮張り防止剤』、『顔料分散剤』のJIS規格における定義その他について。
塗料・塗膜・顔料・溶剤などの種類や性質、塗装の塗り方、素地調整、乾燥方法など、塗料工業において用いられる主な用語として、塗料用語(JIS K 5500)において、”f)塗料補助剤、塗装補助剤及びそれらの性質”に分類されている塗料用語には、以下の、『皮張り防止剤』、『顔料分散剤』などの用語が定義されています。
塗料用語(JIS K 5500)
⇒【 f)塗料補助剤、塗装補助剤及びそれらの性質 】
分類: 塗料用語 > f)塗料補助剤、塗装補助剤及びそれらの性質
番号: 2605
用語: 皮張り防止剤
定義:
塗料が容器の中で空気との接触面に皮を張るのを防ぐために用いる塗料用の添加剤。
主として酸化防止剤。
通常、揮発性のものが使用される。
対応英語(参考):
anti-skinning agent,
antiskinning agent
分類: 塗料用語 > f)塗料補助剤、塗装補助剤及びそれらの性質
番号: 2606
用語: 顔料分散剤
定義:
ビヒクル(※1)の中で顔料の表面に吸着されて、顔料のビヒクルに対する湿潤性を増して顔料の分散性を助長する薬剤。
JIS K 3211 参照。
対応英語(参考):
(※1)
ビヒクルとは、塗料の液相の構成成分の総称です。
[ 塗料用語 > 塗料補助剤,塗装補助剤,性質 ]