耐熱,ウレタン,樹脂,断熱,船底,水性など塗装塗料の種類,ペイント,塗膜,プライマー,乾燥方法等

 

酸化防止剤/シンナー



塗料用語において、”f)塗料補助剤、塗装補助剤及びそれらの性質”に分類されている用語のうち、『酸化防止剤』、『シンナー』のJIS規格における定義その他について。

塗料・塗膜・顔料・溶剤などの種類や性質、塗装の塗り方、素地調整、乾燥方法など、塗料工業において用いられる主な用語として、塗料用語(JIS K 5500)において、”f)塗料補助剤、塗装補助剤及びそれらの性質”に分類されている塗料用語には、以下の、『酸化防止剤』、『シンナー』などの用語が定義されています。

塗料用語(JIS K 5500)
⇒【 f)塗料補助剤、塗装補助剤及びそれらの性質 】


分類: 塗料用語 > f)塗料補助剤、塗装補助剤及びそれらの性質

番号: 2609

用語: 酸化防止剤

定義:
酸化による塗膜の老化を防ぐために用いる物質。
また、貯蔵中に塗料の酸化を防ぎ、若しくは塗装後の乾燥を遅らせる物質をいい、又は酸素が他の酸化しやすい物質と反応するのを防ぐ物質で、その過程では多くはその物質自体は酸化する(BS)。

対応英語(参考):
antioxidant,
oxidation inhibitor


分類: 塗料用語 > f)塗料補助剤、塗装補助剤及びそれらの性質

番号: 2610

用語: シンナー

定義:
主にコンシステンシー
(※1)を小さくする目的で、塗装の際に塗料に加える単一又は混合された所定の乾燥条件で蒸発する液体。
うすめ液ともいう。

対応英語(参考):
thiner


(※1)
コンシステンシーとは、液体を変形するときに起こる力学的抵抗のことです。
液体の流動には、粘性流動、塑性流動、チキソトロピー、ダイラタンシーなどがあって、抵抗の状態に違いがあります。
定量的には、応力-ずり速度曲線を用いて粘度、粘度変化、降伏値などで表すことができます。