アルコールステイン/オイルステイン
塗料用語において、”f)塗料補助剤、塗装補助剤及びそれらの性質”に分類されている用語のうち、『アルコールステイン』、『オイルステイン』のJIS規格における定義その他について。
塗料・塗膜・顔料・溶剤などの種類や性質、塗装の塗り方、素地調整、乾燥方法など、塗料工業において用いられる主な用語として、塗料用語(JIS K 5500)において、”f)塗料補助剤、塗装補助剤及びそれらの性質”に分類されている塗料用語には、以下の、『アルコールステイン』、『オイルステイン』などの用語が定義されています。
塗料用語(JIS K 5500)
⇒【 f)塗料補助剤、塗装補助剤及びそれらの性質 】
分類: 塗料用語 > f)塗料補助剤、塗装補助剤及びそれらの性質
番号: 2601
用語: アルコールステイン
定義:
木材用のアルコール性着色剤。
染料をアルコール系溶剤に溶かして作る。
木材の透明塗装の際に用いる。
対応英語(参考):
spirit stain,
sprit stains,
alcoholic stain
分類: 塗料用語 > f)塗料補助剤、塗装補助剤及びそれらの性質
番号: 2602
用語: オイルステイン
定義:
木材用の油性着色剤。
油溶性の染料をミネラルスピリット(※1)などに溶かして作る。
木材の透明塗装の際に用いる。
対応英語(参考):
oil stain
(※1)
ミネラルスピリットとは、原油を分留して得た溶剤の一種です。
引火点30℃以上、蒸留試験で50%留出温度180℃以下、終点205℃以下になります。
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