耐熱,ウレタン,樹脂,断熱,船底,水性など塗装塗料の種類,ペイント,塗膜,プライマー,乾燥方法等

 

ステイン/促進剤



塗料用語において、”f)塗料補助剤、塗装補助剤及びそれらの性質”に分類されている用語のうち、『ステイン』、『促進剤』のJIS規格における定義その他について。

塗料・塗膜・顔料・溶剤などの種類や性質、塗装の塗り方、素地調整、乾燥方法など、塗料工業において用いられる主な用語として、塗料用語(JIS K 5500)において、”f)塗料補助剤、塗装補助剤及びそれらの性質”に分類されている塗料用語には、以下の、『ステイン』、『促進剤』などの用語が定義されています。

塗料用語(JIS K 5500)
⇒【 f)塗料補助剤、塗装補助剤及びそれらの性質 】


分類: 塗料用語 > f)塗料補助剤、塗装補助剤及びそれらの性質

番号: 2615

用語: ステイン

定義:
素地にしみ込ませて色を付けるための材料。
主に木材着色剤をいう。
染料などを溶剤に溶かしたものが多い。
少量のバインダー
(※1)を配合することもある。
溶剤の種類によってアルコールステイン、オイルステイン、水性ステインなどがある。
これを塗付したとき、木地、木目は透けて見えるが、素地の色はマホガニー、チェリー、オークなど、他の任意の材質の色調に変えることができる。
また、化学薬品の腐食性を利用した着色料もあって、薬品の種類によって酸ステイン、アルカリステインなどという。

対応英語(参考):
stain


分類: 塗料用語 > f)塗料補助剤、塗装補助剤及びそれらの性質

番号: 2616

用語: 促進剤

定義:
塗料に少量添加して反応、例えば、架橋反応を促進する物質。

対応英語(参考):
accelerator


(※1)
バインダーとは、顔料を結合(bind)し、膜を形成するビヒクル(塗料の液相の構成部分の総称)の不揮発性部分のことです。