耐熱,ウレタン,樹脂,断熱,船底,水性など塗装塗料の種類,ペイント,塗膜,プライマー,乾燥方法等

 

ずんどうばけ/静電除滴/静電塗装,静電塗り/素地



塗料用語において、”g)塗料の塗り方、塗装の素地、素地調整及びそれらの材料並びに機器”に分類されている用語のうち、『ずんどうばけ』、『静電除滴』、『静電塗装,静電塗り』、『素地』のJIS規格における定義その他について。

塗料・塗膜・顔料・溶剤などの種類や性質、塗装の塗り方、素地調整、乾燥方法など、塗料工業において用いられる主な用語として、塗料用語(JIS K 5500)において、”g)塗料の塗り方、塗装の素地、素地調整及びそれらの材料並びに機器”に分類されている塗料用語には、以下の、『ずんどうばけ』、『静電除滴』、『静電塗装,静電塗り』、『素地』などの用語が定義されています。

塗料用語(JIS K 5500)
⇒【 g)塗料の塗り方、塗装の素地、素地調整及びそれらの材料並びに機器 】


分類: 塗料用語 > g)塗料の塗り方、塗装の素地、素地調整及びそれらの材料並びに機器

番号: 3039

用語: ずんどうばけ

定義:
塗料用のはけの一種。
二つに割った柄の先端に毛の束をはさんで、毛先が柄の延長に向くように取り付けたもの。
毛の束の幅で大きさを表す。

対応英語(参考):
zundou-bake


分類: 塗料用語 > g)塗料の塗り方、塗装の素地、素地調整及びそれらの材料並びに機器

番号: 3040

用語: 静電除滴

定義:
浸し塗り
(※1)の際に物体を塗料に浸して引き上げた後、物体と塗料受けとの間に静電圧をかけ、静電引力で余分の塗料を除き取る操作。

対応英語(参考):
electrostatic detearing


分類: 塗料用語 > g)塗料の塗り方、塗装の素地、素地調整及びそれらの材料並びに機器

番号: 3041

用語: 静電塗装,静電塗り

定義:
霧化した塗料粒子と被塗物との間に静電電位差を掛けて、塗料の霧を被塗物に引き付けて塗る方法。
塗料の霧は、回転円盤、スプレーガンなどで発生させるが、発生源に対する物体の裏側にも塗料が付着し、塗料の損失が少ないのが特徴。
電圧は通常40〜100kV。

対応英語(参考):
electrostatic spraying,
electrostatic coating


分類: 塗料用語 > g)塗料の塗り方、塗装の素地、素地調整及びそれらの材料並びに機器

番号: 3042

用語: 素地

定義:
塗料が塗装される表面。
備考:
素地は未塗装表面及び既塗装表面の両者を含む。
生地、下地も同義で用いられる。

対応英語(参考):
substrate


(※1)
浸し塗りとは、塗料を入れた槽の中に被塗物を浸した後引き上げる塗り方です。
余分の塗料は滴下して除きます。