カーテンコーティング/から研ぎ/生地/生地ごしらえ
塗料用語において、”g)塗料の塗り方、塗装の素地、素地調整及びそれらの材料並びに機器”に分類されている用語のうち、『カーテンコーティング(カーテンフローコーティング)』、『から研ぎ』、『生地』、『生地ごしらえ』のJIS規格における定義その他について。
塗料・塗膜・顔料・溶剤などの種類や性質、塗装の塗り方、素地調整、乾燥方法など、塗料工業において用いられる主な用語として、塗料用語(JIS K 5500)において、”g)塗料の塗り方、塗装の素地、素地調整及びそれらの材料並びに機器”に分類されている塗料用語には、以下の、『カーテンコーティング(カーテンフローコーティング)』、『から研ぎ』、『生地』、『生地ごしらえ』などの用語が定義されています。
塗料用語(JIS K 5500)
⇒【 g)塗料の塗り方、塗装の素地、素地調整及びそれらの材料並びに機器 】
分類: 塗料用語 > g)塗料の塗り方、塗装の素地、素地調整及びそれらの材料並びに機器
番号: 3013
用語: カーテン(フロー)コーティング
定義:
還流される塗料が、カーテン状に流下する中に、連続的に被塗物を水平に通過させることによって塗料を塗装する方法。
主に平板の塗装に用いる。
対応英語(参考):
curtain coating
分類: 塗料用語 > g)塗料の塗り方、塗装の素地、素地調整及びそれらの材料並びに機器
番号: 3014
用語: から研ぎ
定義:
塗膜に水、ガソリンなどを付けないで、研磨材だけで研ぐ方法。
対応英語(参考):
dry sanding,
dry rubbing
分類: 塗料用語 > g)塗料の塗り方、塗装の素地、素地調整及びそれらの材料並びに機器
番号: 3015
用語: 生地
定義:
木材、コンクリート、鋼材などの塗装にかかる前の物体。
主に表面についていう。
素地、下地の項参照。
対応英語(参考):
original surface,
surface to be coated,
substrate,
ground,
original substrate
分類: 塗料用語 > g)塗料の塗り方、塗装の素地、素地調整及びそれらの材料並びに機器
番号: 3016
用語: 生地ごしらえ
定義:
油取り、さび落とし、穴埋めなど、下塗り塗料を塗るための準備作業として、生地に対して行う作業。
素地調整(※1)、下地ごしらえ(※2)参照。
対応英語(参考):
surface preparation
(※1)
素地調整とは、塗装に備えて表面を処理するすべての方法のことです。上述の生地ごしらえ、下地ごしらえなどがあります。
(※2)
下地ごしらえとは、ある層を塗るときの、塗り前の処理で、下地パテへら付け、研磨など下地の吸収性を調節したり、でこぼこを修正するなどの工程です。
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