耐熱,ウレタン,樹脂,断熱,船底,水性など塗装塗料の種類,ペイント,塗膜,プライマー,乾燥方法等

 

溶剤/溶剤平衡



塗料用語において、”e)溶剤及びその性質”に分類されている用語のうち、『溶剤』、『溶剤平衡』のJIS規格における定義その他について。

塗料・塗膜・顔料・溶剤などの種類や性質、塗装の塗り方、素地調整、乾燥方法など、塗料工業において用いられる主な用語として、塗料用語(JIS K 5500)において、”e)溶剤及びその性質”に分類されている塗料用語には、以下の、『溶剤』、『溶剤平衡』などの用語が定義されています。

塗料用語(JIS K 5500)
⇒【 e)溶剤及びその性質 】


分類: 塗料用語 > e)溶剤及びその性質

番号: 2413

用語: 溶剤

定義:
バインダーを十分に溶解し、所定の乾燥条件で揮散する単一又は混合された液体。
狭義では、バインダーの溶媒をいい、ほかに助溶剤
(※1)、希釈剤(※2)がある。
本来は、蒸発速度の大小によって区分するが、沸点の高低によって、高沸点溶剤・中沸点溶剤・低沸点溶剤に分けることもある。

対応英語(参考):
solvent


分類: 塗料用語 > e)溶剤及びその性質

番号: 2414

用語: 溶剤平衡

定義:
溶剤の混合物が、溶解しているすべての溶質に対して、蒸発の全過程を通して、溶解性の均衡性を保っている状態。
溶解性の均衡が保たれれば、蒸発しつくした後も溶質相互間に析出などが起こらず、塗膜は正常に形成される。

対応英語(参考):
solvent balance


(※1)
助溶剤とは、それ自体は塗膜形成要素を溶解する性質はないが、溶剤に加えると溶剤単独のときより溶解力が大きくなる性質のある蒸発性の液体です。
ニトロセルロースラッカーではアルコール類が助溶剤として使われます。

(※2)
希釈剤とは、それ自体溶解力のある溶剤ではないが、溶剤と併用して悪影響なく使用できる、単一又は混合された揮発性液体のことです。