耐熱,ウレタン,樹脂,断熱,船底,水性など塗装塗料の種類,ペイント,塗膜,プライマー,乾燥方法等

 

乾燥時間/強制乾燥



塗料用語において、”h)塗料の乾燥及び乾燥用の機器”に分類されている用語のうち、『乾燥時間』、『強制乾燥』のJIS規格における定義その他について。

塗料・塗膜・顔料・溶剤などの種類や性質、塗装の塗り方、素地調整、乾燥方法など、塗料工業において用いられる主な用語として、塗料用語(JIS K 5500)において、”h)塗料の乾燥及び乾燥用の機器”に分類されている塗料用語には、以下の、『乾燥時間』、『強制乾燥』などの用語が定義されています。

塗料用語(JIS K 5500)
⇒【 h)塗料の乾燥及び乾燥用の機器 】


分類: 塗料用語 > h)塗料の乾燥及び乾燥用の機器

番号: 3203

用語: 乾燥時間

定義:
塗料が乾燥するのに必要な時間。
加熱乾燥では、加熱装置に入れてから乾燥の状態になるまでの時間。
乾燥の状態は、指触乾燥、半硬化乾燥、硬化乾燥などに分けて表す。
乾燥の状態及び試験方法は、JIS、BS、ASTM、FS などで少しずつ違いがある。
JIS K 5600-1-1、JIS K 5600-3-2、JIS K 5600-3-3 参照。
(※1)

対応英語(参考):
drying time


分類: 塗料用語 > h)塗料の乾燥及び乾燥用の機器

番号: 3204

用語: 強制乾燥

定義:
自然乾燥よりも少し高い温度で塗料の乾燥を促進する工程。
通常の焼付塗料に用いられるより低い温度、通常は、66℃までの温度で乾燥する場合をいう。

対応英語(参考):
force drying,
forced drying


(※1)
JIS K 5600-1-1、JIS K 5600-3-2 及び JIS K 5600-3-3 は、以下のJIS規格になります。

JIS K 5600-1-1
塗料一般試験方法−第1部:通則−第1節:試験一般(条件及び方法)

JIS K 5600-3-2
塗料一般試験方法−第3部:塗膜の形成機能−第2節:表面乾燥性(バロチニ法)

JIS K 5600-3-3
塗料一般試験方法−第3部:塗膜の形成機能−第3節:硬化乾燥性