指触乾燥/自然乾燥
塗料用語において、”h)塗料の乾燥及び乾燥用の機器”に分類されている用語のうち、『指触乾燥』、『自然乾燥』のJIS規格における定義その他について。
塗料・塗膜・顔料・溶剤などの種類や性質、塗装の塗り方、素地調整、乾燥方法など、塗料工業において用いられる主な用語として、塗料用語(JIS K 5500)において、”h)塗料の乾燥及び乾燥用の機器”に分類されている塗料用語には、以下の、『指触乾燥』、『自然乾燥』などの用語が定義されています。
塗料用語(JIS K 5500)
⇒【 h)塗料の乾燥及び乾燥用の機器 】
分類: 塗料用語 > h)塗料の乾燥及び乾燥用の機器
番号: 3207
用語: 指触乾燥
定義:
塗料の乾燥状態の一つ。
塗った面の中央に触れてみて、試料で指先が汚れない状態(set-to-touch)になったときをいう。
JIS K 5600-1-1 参照。
備考:
ASTM、BS では、このほかに、塗面にほこり(綿の繊維や顔料グレードの炭酸カルシウムなど)が付着しなくなった状態を dust-free にあるという。
対応英語(参考):
set-to-touch,
dust-free,
dust dry
分類: 塗料用語 > h)塗料の乾燥及び乾燥用の機器
番号: 3208
用語: 自然乾燥
定義:
塗料を常温の空気中で乾燥させる方法。
対応英語(参考):
air drying,
air-drying
(※1)
JIS K 5600-1-1 は、以下のJIS規格になります。
JIS K 5600-1-1
塗料一般試験方法−第1部:通則−第1節:試験一般(条件及び方法)
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